ちょうせき

ちょうせき
I
ちょうせき【張籍】
(768-830頃) 中国, 中唐の詩人。 字(アザナ)は文昌。 張水部・張司業とも呼ばれる。 楽府(ガフ)体の詩を得意とし, 政治を批判し, 民衆の苦しみを歌った。
II
ちょうせき【彫石】
彫刻に用いる石。 大理石・花崗岩(カコウガン)・雪花石膏(セツカセツコウ)など。
III
ちょうせき【朝夕】
(1)あさとゆうがた。 あさゆう。
(2)いつも。 あけくれ。 日常。 毎日。 副詞的に用いる。

「~その重恩を思う」

(3)あさばんの食事。

「~に食ひ余して/浮世草子・永代蔵 1」

(4)その日。 一日。

「万事当座買ひにして~を送れば/浮世草子・胸算用 1」

IV
ちょうせき【潮汐】
海面が周期的に昇降する現象。 主に月および太陽の引力の作用による。 特に, 月の作用による太陰潮が大きな部分を占め, 新月または満月の頃太陰潮と太陽潮が重なりあって大潮となり, 上弦または下弦の頃小潮となる。 ある地点での一日の干満は普通二回あり, 平均一二時間二五分で次の干または満を迎え, 毎日平均約五〇分の遅れを生じて現れる。
V
ちょうせき【腸石】
糞石
VI
ちょうせき【長石】
ナトリウム・カルシウム・カリウムなどのアルミノケイ酸塩鉱物。 造岩鉱物としてたいていの岩石に含まれ, ガラス光沢があり, ほぼ白色。 三斜晶系に属するものと単斜晶系に属するものとがある。 成分元素によって, 斜長石・カリ長石などに分ける。
VII
ちょうせき【鳥跡】
(1)鳥の足あと。
(2)〔中国で黄帝の時代, 蒼頡(ソウケツ)が鳥の足あとを見て, 文字を造ったという故事から〕
漢字のこと。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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